
Q. 病院でもらう漢方薬と何が違いますか?
病院で処方される漢方薬は保険調剤をできる薬として認められている一部の漢方薬になります。使用できる生薬の種類や質に制限があり、剤型(液剤、錠剤、粉薬、煎じ薬など)にも限りがあります。漢方薬局くら石でも、もちろん厚生労働省に認められた薬剤を使用しておりますが、保険の枠にしばられない分より多くの種類の薬からより効果が高いものをお選びすることができます。
Q.保険は使えますか?費用はどれくらい?
保険適用外の治療であるため保険はつかえません。そのため金額的には高めなってしまいますが、安心で高品質な生薬の取り扱いに加え、日々の養生法(生活や食べ物など)などもお伝えし、お客様ひとりひとり、心を込めてサポートいたします。
漢方薬の内容にもよりますが、平均的には1ヶ月あたり15,000~30,000円位で服用される方が多いです。
重病で早く効果を出したい方、周期療法など、いくつか漢方薬を組み合わせる必要がある場合、高貴薬など希少な漢方薬を使用する場合などは、高額になる場合もあります。
体質改善の場合は、継続する期間が大切ですので、無理せず金額もご相談ください。
Q.病院や他の薬局のお薬と併用は可能ですか?
ほとんどの病院のお薬や健康食品と漢方薬の併用は問題ありません。ただ、稀に併用が好ましくない組み合わせもあります。そういった場合は服用方法に特別な指示をさせていただくこともありますので、ご相談時に確認を必ずいたします。
例外として、他で受けている漢方治療を継続したまま、当薬局で新たに漢方相談されることはお断りすることがあります。“船頭多くして船山に上る”という言葉をご存じでしょうか。漢方薬は種類を多く飲めば飲むほど効き目が鈍くなります。当薬局で出した漢方薬が他の病院や薬局の治療を邪魔してしまうこともありますし、他で漢方薬を飲んでいれば当薬局での漢方も効き目が出にくくなります。治療で納得いかない点があれば、今ご相談されているところできちんとその旨相談されるか、一旦中止して新しいところを探すことをおすすめします。
別のご相談内容(例えば糖尿病治療の漢方薬を他で出していただいていて、新たに咳の相談をしたいなど)であればお受けできますのでお問い合わせ下さい。
Q.副作用はありますか?
自然の生薬からできた漢方薬には副作用はない、と思っている方もいらっしゃいますが、漢方薬にも副作用の報告がされています(小柴胡湯など)。漢方薬での副作用は多くが体質の合わない薬を服用する、もしくは服用量が適していないことによっておきます。
漢方薬局くら石では少しでも早くお客様の苦痛を取り除くため、効果の高い、言い換えると体への影響の大きい薬をご用意しております。その分、お客様一人一人の症状、体質と向き合い、最大限副作用の発現がおこらないように工夫をしており、実際ほとんどのお客様で副作用が出たことはありません。
Q.どの位の頻度で通うのですか?
治療開始直後は2週間に1度来局していただき、経過をお伺いしながら必要であれば漢方薬の組みなおしを行っています。治療が進み、症状が安定してくれば1か月毎の漢方薬のお渡しも可能です。
Q.代理での相談も可能ですか?
漢方の治療は時間がかかり、また薬も飲みやすいものばかりではありません。治療を成功させるためには必ずご本人のお薬を飲んで治療をしたいという意志が必要になります。ご本人の意志が確認できていればご来局いただくのは代理の方でも構いません。代理のご相談ではお持ちいただくものをこちらから指示させていただきますのでご予約時にその旨お申し出下さい。
Q.妊娠中も服用できますか?
中には妊娠時に服用がお勧めできない漢方薬もあります。専門の薬剤師がお話を伺いお薬をお選びしますので安心してご相談ください。
Q.錠剤はありますか?
漢方薬はあなたの症状を改善させる唯一の“鍵(かぎ)”をオーダーメイドで作る治療です。錠剤は飲みやすいというメリットがありますが、細かな調整が効かないのでどうしても粉や煎じ薬と比較すると効果が落ちてしまいます。例外的に使う場合もありますが、基本的には粉薬もしくは煎じでご提案しております。
Q.病院では異常なし、病名がわからなくても大丈夫ですか?
ご相談者様の症状や体質を伺ってお薬をお選びしますので、お医者様からの診断がなくても大丈夫です。「原因がわからない」「検査で異常が見つからない」ケースほど、漢方薬の得意分野です。
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