動悸・赤ら顔(不安神経症)のご相談
昭和50年生 男性
おはようございます。
今日の患者さんは「動悸・赤ら顔」のご相談の方になります。
10年ほど前から常に動悸(ドキドキ感)が気になっているそうです。ここ最近は動悸が強いときに顔の赤みもひどく、汗をかくということでした。
症状が動悸だけなら心臓に気を補うお薬を軸に検討しますが、今回は赤ら顔や発汗などから自律神経の不調と考えました。
漢方薬は、
①気を巡らせて気逆(頭部に気が上った状態)を改善するお薬
②ヒートアップした心臓の熱を取りのぞくお薬
の2種類を組み合わせて出させて頂きました。
漢方服用開始から1ヶ月、少しずつ動悸の頻度や程度が減ってきたように感じるとのことでした。それに伴い気持ちも落ち着いてきたそうです。
漢方服用開始から4ヶ月、動悸が気になることはほとんどなくなってきて、元気に過ごせるようになったそうです。
その後お薬を減量して数ヶ月継続し、症状がぶり返すことはなかったため漢方相談を終了となりました。
症状に改善が見られてなによりです。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。