寒冷じんましんのご相談

昭和28年生 女性
 
おはようございます。
今日の患者さんは「寒冷じんましん」のご相談の方になります。

半年前からぬれた洗濯物など冷たい物を触るとひどい痒みがでるとのことで、病院から「寒冷じんましん」との診断を受けました。季節に関係なく症状がでるそうです。仕事で冷蔵庫に入って冷たい物を触ることがたびたびあり困っているとのことでした。冷蔵庫から出ると顔がひどくほてり、赤みが出ることも悩んでいるそうです。

顔や末端の血流を調節する自律神経の不調と、冷たくなった体を温める力が十分ではないのではないかと考えました。
 
漢方薬は、
 
①自律神経をバランスを整えて血の巡りを改善するお薬
②末端の血管を広げて体を温めるお薬

の2種類を組み合わせて出させて頂きました。
 
漢方服用開始から1ヶ月、手先が温かくなり痒みの頻度や程度が減ってきたそうです。

漢方服用開始から3ヶ月弱、じんましんはたまに出る程度、冷蔵庫から出たときの顔の赤み、ほてりも減ってきたそうです。日常気になることはほとんどなくなったそうです。

お薬を減量して数ヶ月継続し、漢方相談を終了となりました。

症状に改善が見られてなによりです。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。

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