生理不順の症例

目次

無月経

40代前半女性・ストレスが重なり生理が来なくなる

来局される半年前より、ご家族の介護によってストレスが重なり、その頃から生理がぱたりと来なくなってしまったそうです。

婦人科にかかりホルモン剤を服用、一時は生理が戻ってきたものの服用を中止すればその翌月はやはり止まってしまいました。35歳過ぎた頃から生理周期は短めだったそうです。すぐに、というわけではないけれども子供が欲しいので自然に生理が来て欲しい、と漢方相談にいらっしゃいました。

加齢によって疲れた卵巣を元気づけるお薬と、自律神経を整えるお薬を提案しました。

服用後2週ほどで生理がきて、経血もきれいだったとのことでした。

その後1ヶ月半ほどで再び生理が来ましたが、経血量が少なくとても短かったそうです。

自律神経を整えるお薬をホルモンを調整するお薬に変更して様子を見ました。

その後も2ヶ月ほどして生理が来ましたが、経血量は少なめでした。

基本のお薬を変更せず、ホルモンの材料となる養生食をプラスしました。

服用後4ヶ月目、30日ほども周期で生理が来ました。経血量も通常通りで、痛みやだるさなどの問題もなく体調良く過ごせたようです。

相談しながら少しずつ薬を調整していったのが良かったと思います。生理のトラブルは時間がかかりますが、しっかり取り組んでくださったので比較的早く嬉しい結果に結びつきました。このまま良い状態を保つためにお薬はしばらく継続しております。

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