不安神経症の症例

写真ACからのFineGraphicsさんの作品

原因不明の腹痛・喉のつまり

20代女性・1年前からの急な腹痛と喉のつまり

1年前まで便秘気味だったけれど、今年に入ってから急に腹痛と下痢に悩まされている、というご相談です。夜中息が苦しくなり過呼吸、発汗、動悸で眠れないことがあり、喉の奥のつまり感、胸の痛みが気になっていて、体重も減ってしまったそうです。1年前にお身内をなくされて精神的なショックが大きく、それが原因ではないかとのお話しでした。

気の流れを整えてつまりを取り除くお薬と、気の上亢による動悸、過呼吸を抑えるお薬を組み合わせていだたくようにおすすめしました。症状がつらいので煎じ薬で飲むことにしました。

服用2週間で喉のつまりが少し気になるが、睡眠も改善し大分楽になってきたとのことでした。お薬を飲むと安心するので飲むのが楽しみだと言っていただきました。

1ヶ月後、調子が良く眠りもしっかりとれるようになったそうです。つまり感も以前よりだいぶ和らいだそうです。

2ヶ月後、調子が良いので減量を提案しました。

3ヶ月後、減量しても調子が安定しているので、今回のお薬を飲みきって卒業になりました。

胃腸の不調は自律神経の問題で起きることも多くありますが、この方はまさにそうでした。治療に時間がかかると言われる漢方ですが、煎じでまじめに飲んで下さったこともあり、かなり順調な経過をたどりました。「一生あの状態のままかと不安に思ってました・・・!」ととても喜んでいただきました。

不安神経症による動悸

60代男性・数ヶ月前から悪化した動悸

もともと緊張などをきっかけに動悸を感じることが多く、ここ1~2ヶ月特にひどく感じるためご相談にいらっしゃいました。ウォーキングや草取り後に脈が早くなり、それがなかなか治まらず、更に不安になるそうです。もともと心房細動があり、心臓のお薬を服用していて、今回は医師より不安を抑える薬だと「抑肝散」と「デパス」という抗不安薬を処方されたが効果はあまり感じられないでいます。根本的な治療とは思えないので、漢方治療をご希望されました。

気の上焦を抑えて緊張を緩和するお薬をおすすめしました。

服用2週間で、お腹が痛く、下痢気味だとのことでご連絡がありました。眠りの質は少し良くなったとこのことでした。

2回目はお薬を少し調整し、その後は腹痛はなくなったそうです。症状を聞いて少しお薬をまた調整しました。

服用開始後2ヶ月でひどく動悸発作が起きることは少なくなってきたそうです。

服用開始後3ヶ月で不安発作、動悸だいぶ少なくなった、以前気になっていた夜間頻尿も最近あまり気にならなくなったと喜んでいただきました。

服用開始後4ヶ月で調子が良いので減量し、そのまま中止になりました。

最初お薬が少し合わず、少し調整が必要でしたが諦めずに通って下さったおかげでその後はスムーズに治療ができました。不安なことをそのままにせずメールや電話でこちらに確認をして下さったことも、とても治療の手助けになりました。

不安神経症による不眠

40代女性・不安感と不眠

40代女性・心配事があると考えすぎてしまい、強い不安を感じ睡眠状態もよくないとのご相談です。食欲も低下気味でなんとなく全体的に元気がないご様子でした。

更年期に近い年齢的なものもあり、女性ホルモンの乱れが影響をしている様でした。そのため血流を改善し、ホルモンバランスを整える薬を中心に組み立て、そこに不安感を和らげる作用のある薬をプラスしてお出ししました。

服用後2週間の2回目の面談で「なんとなく、調子が良い。特に便通が改善したことに驚いた」と好感触でした。

自律神経が関わっているので少し時間がかかるかと思ったのですが、その後も調子が良く睡眠状態も安定し、不安感もすぐ追い払えるようになったと良い状態が続いたので少しずつ減薬、中止としました。

突然漢方が気になりネットで調べたら、市内にありその日に予約を入れ対応していただきました。とても親切に話を聞いてくれ、今の自分にあった漢方薬を出していただき、調子が良くなっていくのがわかりました。安心感があります。体質がかわった感じで、ここに来て良かったと思います。また今後も利用します(掛川市・40代・女性)

ご本人も満足いただき、こちらもこんなに早く改善するとはびっくりしています。体質は年齢や季節など様々な要因で変化するものです。また不調を感じたら早めに来ていただくようお話しして一旦卒業となりました。

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