起立性調節障害の症例

朝起きられない・疲れが取れない

高校生男子・起立成長性障害

10代男子の起立成長性障害のご相談です。3年前より朝のだるさ、頭痛、めまいがあり、食が細くなったそうです。睡眠時間はしっかり確保しているのに、寝ても疲れがとれず、朝学校に遅刻したり、欠席することが増えてきました。朝母親が揺り起こしても目が覚めないそうです。

起立成長性障害は若年層に多く、やる気がない、だらしがないなどと周りに思われ、本人も家族も苦しむことがあります。この方には自律神経を調整する漢方薬に食欲低下のため栄養補助食品をプラスしてご提案しました。

服用2週間で久しぶりに自分で朝起きて部屋から出てくることがあった、とお母さまから報告いただきました。少し眠りで疲れがとれるようになったそうです。

服用1か月、起きれる日は増えてきたそうですが、めまいや食欲にはあまり変化はありませんでした。

服用2か月、学校は行けたり行けなかったり。めまいや頭痛、食欲はやや改善して趣味のスポーツは楽しめるくらい体は元気になってきました。

服用3か月、天気が悪い日には頭痛がしているが、楽に過ごせる日も増えてきました。学校には変わらず行けたり、行けなかったりでお母さまは「遊びの時は元気に出かけていく。体調は良くなってきているけど、今は単なるやる気の問題かも…」と心配されていました。食欲が回復してきているので栄養補助は中止し、漢方薬だけにしました。

服用4か月、趣味のスポーツや学校行事に参加したりするうちにクラスにもなじめてきて、元気に学校に行けるようになってきている、と報告を受けました。薬も調子がいいので減量しました。

最初は元気がなかったのが、後半はすっきりとした自信のある表情でお話してくれるようになったのが印象的でした。薬によって体調が良くなってきたことに加え、共通の趣味をもつ友達とのつながりが回復を早めてくれたように感じたケースでした。

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