萎縮性胃炎

萎縮性胃炎は漢方薬で改善する可能性があります

「食べるとお腹が痛んで辛い…」
「胸焼けやはり感が気になって食事を楽しめない…」
「このまま何もしなくていいのか心配…」

慢性的な炎症により胃の粘膜が薄くなってしまった”萎縮性胃炎”。症状がないことも多いですが、進行すると深刻な状態に移行することも多く、早期の改善が必要です。萎縮性胃炎のお悩みを漢方薬で解決しませんか？

萎縮性胃炎とは

萎縮性胃炎とは長年にわたって胃の粘膜に炎症が起きることで胃液や胃酸を分泌する組織が小さくなり、胃粘膜が薄くなってしまった状態です。薄くなった胃粘膜を胃カメラで確認すると下の血管が透けてみえるほどです。

症状があまりない方もいますが、胃酸の分泌が十分にできないため消化がうまくいかず胃もたれや食欲不振がでることがあります。そのほかにもチクチクした胃部の痛み、夜間や空腹時の胃もたれ、食後のむかつき、お腹がはるなどを訴える方もいます。

原因の多くはピロリ菌の感染と言われています。ピロリ菌の感染により胃粘膜が慢性的に炎症が続くことで、粘膜が萎縮(薄くなる)し本来の働きができなくなります。しかしそれだけではなく、塩分や辛い食品の過剰摂取、ストレスなどによる胃炎でも慢性化すれば萎縮性胃炎になると考えられています。

ピロリ菌の感染がある方はまず原因であるピロリ菌の除菌をすることが大切です。しかし、萎縮した胃粘膜は除菌によって必ずしも回復するわけではありません。

萎縮性胃炎は症状がないケースもあります。しかし、胃の粘膜の萎縮が続くと胃がんに進行する可能性がありますから注意が必要です。

漢方相談は？

漢方相談では体質をお伺いし、漢方独自の理論で原因を追及してお薬を提案します。

痛みがある場合は「お腹を温めて痛みを止める漢方薬」を。